「New Moon Treatment」は今週木曜より実施いたします◯
月の満ち欠けリズムを感じ特別な時間をたのしんでいただくための
期間限定スペシャルコースのご案内とともに
「月」にまつわる本をご紹介するblog。
今回ご紹介するのは…
ジュールズ・キャシュフォード著:図説 月の文化史 (上)(下) 神話・伝説・イメージ (柊風舎 2010年)
内容紹介:
旧石器時代の動物の角や骨に刻まれた最古のしるしから、今日の技巧をこらした詩にいたるまで、月に霊感を受けた神話や象徴、詩的イメージ、行事・風習などをさまざまな視点で考察。 (上巻)
宙に浮かぶ「地球」の姿を眺めることができるようになり、人間の意識は変化する。月面に降り立ち、天体としての月の全貌が明かされた今こそ、ふたたび夜空を見上げ、月に思いを巡らせる。 (下巻) amazonサイトより
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「月」について学べる濃い一冊(二冊)を選びました。
「月の満ち欠けが、生命の水や、人間と動物の多産、植物の生命力、さらには運命の変転にまでかかわっているという基本的な考え」について。この本ではその真偽を問題にするのではなく(世界各国の研究者の間で絶えず論争が続いておりますが…)
「月」がなぜこれほどまでに古代から語られ、信念を担わされてきたのか?ということに焦点が当てられています。
なぜこんなにも月に魅かれるのか?
なぜ月と地球を関連付けて考えたくなるのか?
神話、宗教、伝説、文学、心理学など様々な角度からアプローチされていて、とても充実した内容です。
特にわたしがぐっとくるのは、人びとは古来から月の満ち欠けに「生と死」のイメージを見出し、
生きることとは何かを考え続けてきた…という視点。
“原初の人間が、生と死が交互にやってくると直観し、
……周期的に起こる世界の創造と破壊の神話を生み出すにいたったのは、
おそらく、永遠に繰り返される月の誕生と死をイメージしたためであろう。(エリアーデ)”
そして満ちては欠け、欠けては満ちる月をみて
「生と死は対立するものではなく永遠のリズムで互いを継承する」
=死んだらおしまい、ではない、命や時間に対して循環的で豊かな価値観をもっていたということ。また、
“古代人の世界は<それ>ではない<汝>」、つまり神的存在であると同時に人的存在でもあり、思考の生命なき客体ではなく、思索という弁証法のなかの<主体>だからである。現在われわれが<自然>と呼ぶ(名前や観念は比較的最近の抽象概念であることが忘れられている)ものはかつて人類と区別されてはいなかった。
つまり同じような生命体として、自然も人間も同じ感覚の連続体に属し、したがって、異なる認識
態で理解されるべきものではなかった。両者が二分されることはけっしてなかった。”
街灯のようなものが何もなかった時代
夜はもっと長く、闇はもっと深く…
そこに月が浮かんでいたら…
さらには月光を遮るビルなど何もなかったら…
胸が熱くなりますねぇ。。
気になられた方はぜひお手にとってみてください。
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〜 Moon Treatmentのご案内〜
「New Moon Treatment」
実施期間:
3月7日(木)〜3月9日(土)
4月5日(金)〜4月7日(日)
「Full Moon Treatment」
実施期間:
3月21日(木)〜3月23日(土)
4月19日(金)〜4月21日(日)
各120分 (所要時間 160分) ¥16,800
(初めてサロンをご利用の方&お誕生日月の方 ¥15,800)
コース内容:
<BODY> SOMIオリジナルブレンドアロマオイルと温冷ストーン、
音叉を使用したフルボディマッサージ
<FACIAL> 月の満ち欠けにあわせたスキンケアを提唱する
「 MOON PEACH(ムーンピーチ)」
のアイテムを使用したフェイシャルケア
さらに詳しいコースの説明はこちらをご参照ください
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