長かった…平成最後の夏がついに終わりそうな週明け。
みなさまいかがおすごしでしょうか。
今月は台風の影響も次々に報告されていて…
これ以上つらいことが続きませんようにと願う、新月の日になりました。
みなさま、季節の変わり目でもありますのでどうぞご無理なく。ぼちぼちとお過ごし下さいませ。
さて。
月の満ち欠けリズムを感じ特別な時間をたのしんでいただくための
期間限定スペシャルコースのご案内とともに
「月」にまつわる本をご紹介するblog。今回ご紹介するのは…
アン・モロウ・リンドバーグ著 吉田健一訳「海からの贈物 」新潮文庫
内容紹介:
(「BOOK」データベースより)
女はいつも自分をこぼしている。そして、子供、男、また社会を養うために与え続けるのが女の役目であるならば、女はどうすれば満たされるのだろうか。い心地よさそうに掌に納まり、美しい螺旋を描く、この小さなつめた貝が答えてくれる――。有名飛行家の妻として、そして自らも女性飛行家の草分けとして活躍した著者が、離島に滞在し、女の幸せについて考える。現代女性必読の書。
授業の教材になったりもしているそうなので、ご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。
私はこれまで読まずにずっと本棚の奥に仕舞い込んでいたのを、なぜかふっと、この夏思い出して読んでみたのですが、これが大変面白く。
ひとつの章のタイトルになっている「つめた貝」はアメリカでは「月の貝」と言われているそう。
(なるほど丸い◯ 参考サイト「貝の図鑑」*)
そんなところにちなんで、今回はこちらを選んでみました。
内容説明にあるとおり、「どう生きるのか」について、一人の女性の考えが書かれているのですが、この女性。経歴はすごい方なのに、本著においては国も時代もほぼ関係ない「とある一人の女性」以上の何者でもない立場で書かれていて(そのあたりのことは訳者、吉田健一氏による最後の読み応えある「あとがき」でどうぞ!)
「女はいつも自分をこぼしている。」
という有名な名言のほかにも、心に響く言葉がたくさんあり、付箋&蛍光ペンで線をひきまくりながら一気に読みました!!
手元にある文庫本は発行日から逆算すると、どうやら自分が高校生の頃に購入していたもの。
十代のわたしはピンとこなかった様ですが(何も覚えていない!)
「今!読むべし!」というばっちりなタイミングで、手に取れるという…不思議(しかも本体価格 233円!贅沢!)。
さらにこちらが書かれた時代からも、この本を買ったときからも、「機械化/物質文明」が発展した今、ここで語られる言葉の重さがより増しているように思われ、自分から自分へ時空を超えた贈り物を受け取ったようで…本というものの素晴らしさも改めて感じました。
一人の時間の大切さについて、人との付き合い方について、人生の後半の過ごし方についてなどなど。
もう少し歳を重ねて読み返しても、新しい発見や励みになる言葉がみつかりそうです。
気になられた方はぜひお手にとってみてください。
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〜 Moon Treatmentのご案内〜
「New Moon Treatment」
実施期間:2018年
9月10日(月)〜9月12日(水)
10月9日(火)〜10月11日(木)
「Full Moon Treatment」
9月25日(火)〜9月27日(木)
10月25日(木)〜10月27日(土)
各120分 (所要時間 160分) ¥16,800
(初めてサロンをご利用の方&お誕生日月の方 ¥15,800)
コース内容:
<BODY> SOMIオリジナルブレンドアロマオイルと温冷ストーン、
音叉を使用したフルボディマッサージ
<FACIAL> 月の満ち欠けにあわせたスキンケアを提唱する
「 MOON PEACH(ムーンピーチ)」
のアイテムを使用したフェイシャルケア
さらに詳しいコースの説明はこちらをご参照ください
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