おはようございます。
今日から3月のはじまりですね*
先週 民俗情報工学研究者 井戸 理恵子 先生の講演
「日本人の自然観」を拝聴する機会をいただきました。
民俗学(=風土の中で培われてきた民衆の文化)の中でも、
先人たちの遺した「生活を豊かにする技術」を、
工学的に検証されている井戸先生のお話は「なるほど」の嵐!!
そんな井戸先生のご著書 「日本人が大切にしたいうつくしい暮らし」には、
春の恒例行事「雛祭り/桃の節句」についても興味深いお話が…。
以下紹介させてください*
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雛祭りとは?
“「上巳(じょうし)」
旧暦三月最初の巳(蛇/水の神様)の日に、
水辺で禊(みそぎ)を行うという風習からきている。
もともと日本には季節の変わり目に水で禊ぎをし
ケガレを移した人形(ひとがた)を川へ流すという風習があった。
それが平安時代以降の人形遊びにつながり、
雛祭りの原型となっている。”
*ケガレ=不浄や災いという意味のほか
「ハレ(聖/非日常)」「ケ(俗/日常)」
「ケ」を送る力もないこと=「ケ枯れ」(エネルギーの枯渇)
と講演で教えていただきました。
(ご著書では菱餅や桃の意味についても面白いお話が続きます)
“さまざまな意味を持つ「上巳」は
お雛さまのお祭りだけでなく、
季節の変わり目にケガレを祓い、
女の子の成長と幸福を願った節供です。
現代では、その再現として、
身辺をきれいにし、
自分の体を見直し、
浄化してくれる食べ物でお祝いしてはいかがでしょうか。”
“現代では目に見えるものだけを重視しがちですが、
こんな不安な時代だからこそ、
目に見えない世界を敬った
先人の感覚を再び見直したいものです。”
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…とのこと。
ちらし寿司もよいですが
「雛祭りトリートメント」もおすすめさせていただきたい◯
ケガレを流す=巳(蛇)の脱皮
=春を前に心身をリセット!
ピンっときたみなさま…今週もサロンでお待ちしております。
井戸先生のご著書と素朴な「鳥取雛」
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本格的な春に向けて…3月もよき日々を*